2012年02月06日
妓王さん


私実は学生の頃、歴史の授業は苦手な方でした。
覚えるという事が苦手だったんですよねー

年代だとか、何ちゃらの令!みたいな、そういう名前。
色々ごっちゃになっちゃいませんか?あれれ?すたっふ~2号だけ??

でも、絵本だったり、テレビのドラマだったり、映画だったりすると、その人の生き様が分かりやすいし、その時代を生きる人の事や文化を深く知る事が出来て

見終わった後は「はぁ~

授業で習った筈の平清盛
実際どんな人物?と聞かれたら「はて??」と答えるしかなかったのですが

今大河ドラマを見ていて意外だなぁと思う部分がしばしば。
なぜか悪の亡者みたいなイメージがありました

でも、民の作った作物を民が食わずして ~ のような台詞や行動、色々偏見がとれたシーンが多々あります。
もっとお高くて頑固で、そういうイメージがありました

こんな方だからこそ、野洲の舞姫“妓王”の申し出を快く受け入れてくれたんだろうなぁと思います。
舞に魅了されたのも、自分自身が舞を踊っていたのもあるんだろうなぁとも。
妓王が本当に魅力的で清盛が妓王を寵愛したからというのも勿論ありますが、それはキッカケで。
故郷を想う妓王の人柄も含めて更に魅かれたに違いない

そう思います。
「一つ願いを叶えてやる」
と仮に言われたら。
私なら自分の事を願いそう

広い家に住みたい!綺麗な服が着たい!衣食住に困らない生活を送りたい!同情するなら金をくれ!
と、最後のはネタで書いてしまいましたが

16歳で、「故郷の皆が水不足で苦しんでいます。水路を掘って頂けませんか」なんて。
いい子ですね

この妓王の一言で、野洲は救われました。
歴史って、こういう誰かの一言で大きく変動したりするものなんですね。
妓王の一言が野洲の運命を大きく変えました。
そう考えると奥深い。
この時妓王がそう言ってなければ、故郷はどうなっていたんだろう。
見解は人それぞれだと思いますが


Posted by すたっふぅ~ at
20:30
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